寝言は寝て言え

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寝言は寝て言え。30年以上生きてきて、一度も言われたことがない。この言葉は、実際に言われるとカチンと来そうだけどちょっと言われてみたい言葉ランキングのトップ100常連となっている。

寝言は寝て言え。起きている状態での発言は寝言ではない。すなわち、起きている状態で発せられた当該発言が寝言に等しいということを示している。寝言に等しいというのがどういうことかというと、寝ている状態で発せられる言葉と同じ、つまり夢を見ている状態においてその夢のなかでの発言であり、現実的ではないということが言いたいのではないだろうか。

ここで、昼過ぎに昼食に誘ったら「今、朝食食べたので。。」と断られるケースについて考えてみたい。昼に食べるのは昼食であり、朝食は本来であれば朝に食べるはずだ。朝と昼の境界というのは曖昧であり、個人による差が大きい。しかしそれを差し引いても、正午を過ぎて食べていれば、朝食ではないはずだ。しかし実際には、前述のような状況は多く見受けられる。

これは朝食の特殊性に由来すると考えられる。朝食とは朝食べる食事というよりは、起床して最初の食事という意味合いが強い。昼過ぎに起床したとすると、最初に食べた食事を朝食と呼んだとしても不自然なことではないのだろう。

昼食には朝食のような特殊性はない。つまり、夜に昼食を食べるというシチュエーションは存在しないのだ。ここは厳密に、昼食であるか夕食であるかを区別する必要がある。何時までに食べれば昼食、すなわちランチなのか。

店によってはランチタイムを設けて、昼食と夕食との境界を明確に定義している。いつまでが昼であるかというのは個人差によるところが大きいわけだが、この店は客の都合などお構いないしに昼と夜に線引をしている。つまり、ランチタイムのある店は客に対して優位性を保っており、そのような店に入るときには軽く下手に出るべきだろう。店員いじりや理不尽なクレームなどは許されない。なにしろ、昼と夜の境界を定義しているのは店側なのだ。支配権は向こうにある。

ランチタイムの終了時刻が遅い店というのも存在する。オフィスの近くで500円のスシランチを提供するスシ屋がある。このスシランチは夕方5時まで提供されている。まだ間に合う。スシが食べたい。